1998年にモデルチェンジして第2世代となったアストラですが、
アストラワゴンはいわゆるBセグメントの車達の中で超越した積載量を誇っていました。
モデルチェンジ後スタイリッシュになって登場しましたが、
その積載量を私がメインの使用用途とする機材車としての観点で検討してみましょう。
(注意:あくまでもステーションワゴンとしての積載量についてのみ記述しており、1BOXやミニバンなどは比較の対象外です。
また、比較の対象外でもあり、私の興味の対象外でもあることをご了承下さい。)
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比較までの経緯
先日、アストラワゴンの試乗車をヤナセで借りてきました。
ヤナセでは試乗車を何日間か貸してくれ、どこへでも好きなルート、
好きなところへ行っての本当の意味での試乗ができます。
もちろん、保険には一応入っていますが最低限の保証ですから、
細心の注意を払って運転する必要があります。
その際、ラゲッジスペースを測定してみました。その結果が下記の写真内に記入してあります。
(写真をクリックすると別ウィンドウで大きくなります)
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現行型アストラワゴン
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初代アストラワゴン
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現行型は初代よりも若干奥行きが狭く入り口の高さが低いが、全長が伸びていることより後部座席を倒せば初代と同量、若しくはそれ以上が積め、
高さも入り口が低いだけでラゲッジスペースの天井は入り口より上にあり、天井と入り口の差は現行型の方が大きく、実際の室内高さはもしかすると
現行型の方が高いかもしれない位の寸法が確保されています。従って、スタイリッシュな感じを打ち出しているにも関わらず、初代とほぼ同等の
機材積載量を確保していると考えられます。その積載量については下に記します。
(時間がなかったので実際の積載実験は行えなかったのが非常に残念ですが、実使用環境と比較することが出来たので、感覚的には上記のとおりです。)
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何故、アストラワゴンが機材車として優れているのか?
現在初代アストラワゴンを機材車としてギター関係機材一式を運んでいますが、スピーカーキャビネット(12inch4発)を立てて運搬できるサイズの
ステーションワゴンは、アストラワゴン以外にありません。なぜなら、スタイル重視のワゴンが多い近年、スタイリッシュにデザインをまとめると
どうしても車高を下げてリアゲートを寝かせるようになってしまうからです。その点、アストラワゴンはほぼ垂直なリアゲートに高めのラゲッジ
スペースが確保されているため、垂直方向に大きな荷物も運べるのです。
これと同じようなラゲッジスペースを持つ国産車はマツダデミオ、先代日産アベニール等が思いつきますが、その次の国産車との大きな違いは
ホイールハウスとサスペンションの納まりによるラゲッジスペース内への張り出しの大きさです。
張り出しが大きいと、スピーカーキャビネットやアンプ、ギターケースなどの立方体が納められる幅が狭くなるため、
実際にはその幅いっぱいまで積むことが出来ません。その点、アストラワゴンは出っ張りを極力抑え、また、平面的に仕上げられているため、
ほぼその幅いっぱいまで先に述べた荷物を積むことが可能です。いくら入り口の幅が広くても、中で荷物が動いたり、無駄なスペースが出来ることは
合理的ではありません。現在、アストラワゴンと同様のラゲッジを備えているのはプジョー306ブレーク位だと思われます。
参考までに、初代アストラワゴンに積んでいるスピーカーキャビネットはマーシャル1960AX(キャスター付き)、PACIFIC 212です。
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初代アストラワゴンで今までに積んだ機材(一度に)
| スピーカーキャビネット |
12inch4発 1台 |
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12inch2発 1台 |
| アンプヘッド |
3本 |
| コンボアンプ |
12inch1発クラス 1台 |
| 押入収納ケース |
1つ(ホームセンターでよく売ってある) |
| エフェクターラック |
1つ |
| エフェクターボード |
1つ |
| スネアドラム |
1つ |
| キーボード |
61鍵クラス 1台 |
| マイクスタンド |
3本 |
| スピーカーキャビネット |
12inch2発 2台 |
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10inch2発 1台 |
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15inch1発 1台 |
| アンプヘッド |
ギターアンプ 1台 |
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ベースアンプ 1台 |
| エフェクトボード |
2つ |
| エフェクターラック |
1つ |
| ギター |
2本 |
| ベース |
1本 |
楽器を扱わない人にはわかりにくいと思いますが、あくまでも機材射的考察、という事ですので、
楽器を扱われる人には概ねその積載量がイメージできるのではないでしょうか。
ツアーには当然出られませんが、リハスタで自分の機材持ち込みでやる場合には十分な量が運べます。
また、ドラムの場合でも1バス2タム2フロアくらいのセットでも、ハードケース入りであれば十分運べると思います。
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ワゴンに求められるラゲッジスペース
ステーションワゴンで機材のような重量物を運ぶ場合、
- テールゲートの下端が低いこと
- ラゲッジスペースの床からテールゲートの下端まで立ち上がりがないこと
- 後部座席がフルフラットになること
- ラゲッジスペース床に無駄な穴、隙間がないこと
そして先ほど書いた
- ラゲッジスペースに十分な高さがあること
- ラゲッジスペース内に無駄な張り出しが抑えられていること
これらが満たされていれば機材運搬にストレスなく快適なカーライフ、ギターライフが送れるというモノです。
機材運搬の出来る車を買ったつもりがスピーカーを寝かせて運ばないと積めないとか、思ったよりも狭かったとか
こんなことは実際にやってみないと分からない事だと思います。知人が同車種の車を持っていれば積載実験をして検証できますが、
なかなかそんな事出来るケースが少ないと思います。機材車を買おうかな、たくさん荷物を積むことが出来る車が欲しいな、という人、
アストラワゴン、オススメです。
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あとがき
私がワゴンを買おうと思ったのは、その当時持っていた車がハードトップセダンで背の低めの車だったため、ライヴの時に当時のメンバーに
スピーカーの運搬を頼まなければならず、深夜に自宅まで送ってもらってまた帰ってもらうのが非常に心苦しかったからでした。学生ならまだしも、
仕事をして金を稼いでいるのに自分の機材も自分で運べないのが情けなかったからです。何故輸入車なのか、というと、やはり人の乗っていない車で
人と区別化出来る車は輸入車しかないし、学生時代にフォルクスワーゲンいいなー、なんて思っていたからです。実際に購入するときはオペルを買う
なんて全く思っていませんでした。ゴルフワゴンはまだ国内に入ってきておらず、フォードモンデオ、ローバー416、シトロエンZXブレーク、
ボルボ940(高すぎ!)を検討していましたが、輸入車ショーに行ったときに私が乗っているのと同じカリビックブルーマイカという色に一目惚れ
して、この車を購入したわけです。つまり、積載量がどうとかっていうことは全く考慮していませんでした。
ワゴンならスピーカーくらい積めるだろう、とタカを括っていたのです。結果としては棚から牡丹餅というか、何も考えずに十分満足できる積載量
を持った車が手に入った、という訳です。モンデオや416では満足に機材を積むことは出来なかったかもしれません。
音楽活動をしている機材持ちは大抵車がないと仕事になりませんから、1BOXやステーションワゴンを持っている人が多いと思います。
購入を検討する際、こんなにパーソナル機材車としていい車があるんだよ、ということをいいたかったのがこのページを作るきっかけです。
このページを見て、アストラワゴン、そうでなくてもきちんと積める車を認識して購入するに至る人がおられれば、作った甲斐があるというものです。
なんだかんだと偉そうなことを書いていますが、たまたま手に入ったこの環境、授かりモノとしか思えません。
これを人に紹介せずにはいられないだけなんですけどね(^^)
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写真集
試乗車を借りたときに比較のために撮った写真です。参考までにご覧下さい。
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